2009年3月1日日曜日

3/1 Today 小林秀雄が死ぬ(1983)

小林秀雄 (批評家) - Wikipedia: "小林 秀雄(こばやし ひでお、1902年(明治35年)4月11日[1] - 1983年(昭和58年)3月1日)は日本の文芸評論家。日本の近代批評の確立者であり、西田幾多郎と並んで戦前の日本の知性を代表する巨人である。いわゆるフランス象徴派の詩人、ドストエフスキー、志賀直哉らの文学、ベルクソンやアランの思想に大きな影響を受ける。国文学にも深い造詣と鑑識眼を持っていた。

ただし、太平洋戦争勃発前までは積極的に戦争プロパガンダに加担していたことに対し、「頭のいい人はたんと反省するがいい。僕は馬鹿だから反省しない」と開き直ったかのような態度をとったことから、戦後、左翼的立場にいち早く右翼的立場から転換した人々より広く非難を浴びた。

小林によれば、戦争とは自然災害のようなもので、人間によってコントロールできないものである。そのため、台風をやりすごすのと同じように戦争は正しいか正しくないかにかかわらず、勝たねばならないというのであった。"


そう、生きるか死ぬかの状況においては「善悪」は関係ない。この点において、小林秀雄とジャック・ロンドン大薮春彦は、見事に一致するのである。

小林秀雄の文章は正直難解である。おいらもあまり理解できない。でも言葉でしゃべる小林の講演は非常に理解しやすい。彼は講演の名手。新潮社の小林英雄講演集カセットは全部持っているが、何れも非常におすすめ。今はCDになっているようだ:








など。

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